• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 実績報告書

ルーブリックとポートフォーリオを利用した英語教員養成プログラムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 24520671
研究機関同志社女子大学

研究代表者

今井 由美子  同志社女子大学, その他部局等, 准教授 (70450038)

研究分担者 大塚 朝美  大阪女学院大学, 公私立大学の部局等, その他 (80450039)
若本 夏美  同志社女子大学, その他部局等, 教授 (50269768)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード自律学習 / 動機づけ / 教職課程
研究実績の概要

H26年度調査は、教育実習を控えた教職課程受講生44名を対象に「発音」向上のための学習方法を検討させ、2期4週間(7月末の2週間および9月末の2週間に各10日以上)の発音練習を行った。本調査における自律学習を成功に導くためのポイントを、1)【自己選択で学習の機会を拡げる】→学習者に自己選択により自分の行動やその結果に対し自己の責任性を高める、2)【意味のある選択としての自主的な取り組み】→学習者自身が「意味のある選択ができた」と実感する機会を設けることが自律性を高める、3)【環境整備】→自律学習を成功させるためには学習者に強い学習意欲がないと成立しにくく、その意欲をサポートするための学習環境を考え、提供するのが教員の役目である、の3点とした。

教育実習を控えた受講生へ発音練習の「機会」を提供した【環境整備】。機会は受講生全員に提供するが、e-learningを使用した発音練習を「どのように用いるか」は個人に委ねた【意味のある選択としての自主的な取り組み】。発音練習を行うATR CALL Brix 4.0(ⓒ2013 ATR Learning Technology Corporation)には発音練習以外にも多くの学習教材が用意されており、今回の練習を機に発音練習から広がる学習機会の利用を期待した【自己選択で学習の機会を拡げる】。2週間の練習期間には、各自の取り組みについて記録させ、練習終了後にアンケート調査を行った。

本調査結果は2015年3月トロントで行われたアメリカ応用言語学会にてポスター発表を行った(Developing Japanese EFL Learners' Autonomy and Motivation Through Pronunciation Practice in an English Teacher-Training Course) 。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Developing Japanese EFL Learners' Autonomy and Motivation Through Pronunciation Practice in an English Teacher-Training Course2015

    • 著者名/発表者名
      Yumiko Imai, Tomomi Otsuka, Natsumi Wakamoto
    • 学会等名
      The 2015 joint conference of the American Association for Applied Linguistics (AAAL) and L'Association Canadienne de Linguistique Appliquée/Canadian Association of Applied Linguistics (ACLA/CAAL)
    • 発表場所
      Fairmount Royal York, Toronto, Canada
    • 年月日
      2015-03-21 – 2015-03-24

URL: 

公開日: 2016-06-01  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi