この研究の目的は、学習者の英語による読解能力の向上を目的としている。学習者が、実証前、実証後試験としてTOEICを年2回受験し、そのテスト結果を見ても、この研究が成功だったことを実証している。 「日本人学習者の文章の読み方、話の聞き方が受動的であり、自分の問題意識が伴っていない」ことが問題であると考え、次のInputを積極的に予想することにより、受動的になりがちな学習者のInputへの意識を高める教材を開発できた。学習者は「次に何が書いているのだろうか?次に相手が何を言うのだろうか?」というように、「次に与えられるInput」に積極的にかかわろうとする自学自習web教材を開発した。
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