研究成果の概要 |
本研究は2011年から公立小学校で開始された「外国語活動」について、児童の心的効果に着目し、(1)成人のWTC(Willingness to Communicate)モデルの構成要素が児童の心的概念として妥当かを検証すること、(2)日本人児童のWTCモデルを構築すること、を目的とした。2012年にWTC、国際的志向性、L2コミュニケーション能力の認知、L2コミュニケーションの不安、学習意欲、外向性が児童の心的概念として妥当であることを確認、また測定尺度を完成した。2014, 2015年に関東圏の高学年児童(1,036名, 1,415名)に質問紙調査を実施、日本人児童のWTCモデルを提案した。
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