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2014 年度 実績報告書

複雑で本物の状況において学習者の英語使用を生起、内化させる協働作業の実施と評価

研究課題

研究課題/領域番号 24520713
研究機関早稲田大学

研究代表者

保崎 則雄  早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (70221562)

研究分担者 山地 弘起  長崎大学, 学内共同利用施設等, 教授 (10220360)
鈴木 広子  東海大学, 付置研究所, 教授 (50191789)
北村 史  早稲田大学, 人間科学学術院, 助手 (90613860)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード英語使用 / 海外研修 / Study abroad / 協働作業 / ビデオプロダクション / プレゼンテーション / ノンリニア編集
研究実績の概要

研究代表者が担当する、授業の遂行を70%以上英語で行う科目「Media Production Studies」の教育実践において、英語をmediating artifactとしての役割を持たせて、メディア制作活動、英語でのプレゼンテーションを実施した。活動終了にその反応、結果を「振り返り」として記述してもらい分析した。その結果、メディア制作の参加学生は、言語が活動遂行に関わる重要な「媒介する人工物」としての発見をし、不自由な面を指摘していたが、同時に、言語によらないコミュニケーション活動(ノンバーバル、パラ言語)への自覚が増したと報告している。メディア制作、プレゼンとい実践活動は、言語表現、メディア表現のみならず、メッセージを伝え合うときの身体的な表現ということの重要性に当初の予想以上に気づき、それが新しい学力、ジェネリックスキルのようなものも含めて、大学教育課程におけるコミュニケーション教育の一貫として捉えられる。
また、2013年度秋に実施された研究代表者の本務大学のInternational Communication CenterのLanguage Partnerのプログラムに関して、2014年度に実施した分析を行い、それを踏まえて、2014年度新たに質問群を作成し、調査を行い、データ収集をした。分析結果は、2014年7月に開かれた学会(Improving University Teaching;British Columbia University)にてポスター発表を行い、言語パートナーへの専門分野での親和性、性格的な一致というものがlanguage exchange状、かなり重要な位置を占めることが明らかになったことを報告した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] アクティブラーニングとはなにか2014

    • 著者名/発表者名
      山地弘起
    • 雑誌名

      大学教育と情報

      巻: 2014-1号 ページ: 2-7

  • [学会発表] 身体•言語というメディアの有機的なつながりによるコミュニケーション活動の促進2014

    • 著者名/発表者名
      保崎則雄、 藤城晴佳、加瀬隆史
    • 学会等名
      日本教育工学研究協議会
    • 発表場所
      京都テルサホール
    • 年月日
      2014-10-24 – 2014-10-25
  • [学会発表] 転校経験の有無によるコミュニケーション力調査の分析と新たな教育機会としての転校2014

    • 著者名/発表者名
      吉田雅大、保崎則雄
    • 学会等名
      日本教育工学研究協議会
    • 発表場所
      京都テルサホール
    • 年月日
      2014-10-24 – 2014-10-25
  • [学会発表] 大学生のStudy broadで身につく力とその発生の分析2014

    • 著者名/発表者名
      土性香那実、保崎則雄
    • 学会等名
      外国語教育メディア学会
    • 発表場所
      福岡大学
    • 年月日
      2014-08-04 – 2014-08-06
  • [学会発表] Analysis of Factors of Student Satisfaction in a Language and Cultural Exchange Program at a Japanese University2014

    • 著者名/発表者名
      Eguchi, M., Nagahama, T., Kobayashi, A., & Hozaki, N.
    • 学会等名
      Annual Conference of Improving University Teaching
    • 発表場所
      U, of British Columbis, Vancouver, Canada
    • 年月日
      2014-07-22 – 2014-07-25
  • [学会発表] 教養教育の目標生理と授業設計支援2014

    • 著者名/発表者名
      山地弘起 川超明日香
    • 学会等名
      大学教育学会第36回大会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2014-05-31 – 2014-06-01

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公開日: 2016-06-01  

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