研究概要 |
平成24年度の具体的な研究成果として、『東邦学誌』へ次の3本の論文を投稿した。平成24年6月に「小学校外国語活動におけるオリジナル劇の可能性―新教材”Hi, friends!”より「桃太郎」を使って―」、同12月に「小学校外国語活動における「桃太郎」を使った授業展開―英語劇化への過程と民話としての側面―」、平成25年6月発刊予定(投稿済み)に「外国語活動 における小学校国語教科書の活用と“Hi, friends! 2” Lesson 7 の指導」。 学会発表は、次の2回行った。平成24年7月小学校英語教育学会千葉大会にて「小学校外国語活動におけるオリジナル劇の可能性―新教材”Hi, friends!”より「桃太郎」を使って―」、同9月に日本児童英語教育学会にて「“Hi, friends!”における「桃太郎」を使ったオリジナル劇の指導」。 いずれの論文・学会発表も主に文部科学省発行の外国語活動のテキストである"Hi, friends 2" Lesson7" We are good friends." における桃太郎のオリジナル劇づくりと民話としての桃太郎について、オリジナル劇化についての意義と期待される効果、具体的な指導と授業展開方法の提案、民話としての桃太郎とその活用について研究し、すべて単独で論文執筆ならびに学会発表を行った。日本の民話である桃太郎を国語科としてより深く理解し、その中から子どもが自分の表現したい内容を外国語活動において英語で表現する、劇という舞台で伝える力を身につけていくために、国語科とどのように関連させてよりよい効果を上げることができるかその可能性について学級担任がその垣根を越えて両者を関連づけながら指導する際の留意点についても述べた。
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