本研究では、外国語活動においてより教育効果を上げるために、児童のことばへの関心を高め、気付きを促す必要性について述べ、児童が体験的に理解できる具体例を挙げて、外国語活動と小学校で学ぶ国語、日常生活におけることばを連携させて、児童の持つ母語の知識を活用して更なる学びにつなげる提案をした。また、国語教科書と外国語活動のテキストの比較、オリジナル英語劇の活用、外来語や商品のネーミングの体験的教材化等を通して、その指導の具現化を提案した。今後、小学校国語科と外国語活動(小学校英語)の科目の垣根を越えての積極的な連携によることばの教育として、活用されることが望まれる。
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