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2013 年度 実施状況報告書

英語で教える英語教育を成功させるための教員支援システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 24520720
研究機関関西国際大学

研究代表者

佐々木 緑  関西国際大学, 教育学部, 准教授 (20310766)

キーワード英語教育 / 教員トレーニング
研究概要

1)高等学校での英語授業実施状況調査、英語教員の意識調査
2013年度から「英語で教えることを基本とする」新学習指導要領が実施されたことに伴い、高等学校の英語教員が行ってきた事前準備、1年間取り組んできた内容とその効果および課題についての調査を約2000校の学校を対象にアンケート調査を行った。
2)英語教育セミナーの実施
セミナーの主担当であった研究協力者の研究グループからの離脱により、研究計画段階より、規模を大幅に縮小せざるを得ない状況になったが、2014年度も現職教員を対象とした英語教育セミナーを2回実施し、学校現場での取り組みと課題について聞き取り、課題に対する対策等の検討を進めた。
3)教材、資料集作成のためのデータ収集
2013年度のアジア諸国での先駆的取り組み等の調査結果を資料としてまとめる作業と同時に、英語で教えるために有効な授業法、教材(使用法)等についての情報収集を継続的に行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2013年度に、研究成果の発表を行う予定であったが、オンラインでのアンケート調査への協力者が予想以上に少なく、紙面でのアンケート調査の実施に切り替えた。効果的にアンケート調査をするため、複数回で予定していたアンケートの実施を、年度末にまとめて1回で実施することにした。そのため、データを分析し研究発表をすることが、次年度以降の取り組みとなってしまった。

今後の研究の推進方策

最終年度のあ課題として、研究成果をまとめ、以下の取り組みを行う。
1)研究成果報告書・資料集の作成と配布
「英語で教える」ことに対する高等学校での取り組みについてのアンケート調査をまとめ、現状、今後の課題についてまとめた報告書の作成、および、先進校での取り組み調査やセミナーを通して開発した資料集を、アンケート調査に参加してくれた高等学校を中心に配布する。
2)学会等での研究成果発表
英語教育関連の研究会での発表、セミナー等を通して、研究成果をできるだけ多くの英語教員と共有できるようにする。

次年度の研究費の使用計画

オンラインでのアンケート調査が予定通りには進まなかったため、紙面でのアンケートを実施することとした。印刷費および郵送費がかかるため、英語で教えることを基本とする新学習指導要領が実施されてから1年経つ学年度末に、まとめて実施することとした。このアンケート実施時期の変更に伴い、研究旅費の予算が余った。できるだけ多くの高等学校にアンケート調査依頼をするために、残った予算を使用したが、若干未使用額がでた。
質問紙でアンケート調査に協力してくれた教員が多かったので、調査結果のデータ入力に予定以上に時間がかかることになった。今年度の未使用額は、次年度予定しているデータ入力アルバイト料に加えて執行する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Creating a community of learners to support English learning

    • 著者名/発表者名
      Midori Sasaki, Gerald Williams, Hector Luk
    • 学会等名
      European Conference on Language Learning 2013
    • 発表場所
      Brighton, UK

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公開日: 2015-05-28  

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