研究課題
基盤研究(C)
本研究では、16~19世紀の日本の史料・遺物・遺跡・伝承を素材に、台湾や東南アジア等の事例と対照しながら、航海信仰の伝播・融合・転生を検証した。その結果、中国南部から伝播した航海伸媽祖が、在日華人の守護神となる一方で、在来の諸信仰と融合しながら、船霊を神格化した船玉神、水神・女性による二十三夜講の守護神など、日本のローカル神に転生にしていくことを解明した。
島嶼・海域史