研究概要 |
本年度は、以下の研究業績を発表した。 ①雑誌論文:Hiroshi Nunokawa, Defeat and ‘the City of the Dead’, Cultural Interaction Studies of Sea Port Cities, No.7, October, 2012, pp.45-62、②学会発表;Hiroshi Nunokawa, The ‘Atomic Plague’ and the Low-dose Radiation Exposure, The Sixth Conference for the Asian Society for the History of Medicine, 13-15 December 2012, Keio University (Hiyoshi Campus)、③分担執筆;布川弘「広島における『平和』理念の形成と『平和利用』の是認」、加藤哲郎・井川充雄編『原子力と冷戦―日本とアジアの原発導入』、花伝社、2013年3月、pp.109-128 これらの研究業績によって、広島の占領と復興に関して、限られた視点からではあるが、オーストラリアの諸機関が所蔵する史料を用い、復興の諸条件と諸主体のあり方について、概略をスケッチすることができた
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