研究課題
基盤研究(C)
伊勢神宮は日本の最も重要な聖地の一つであって研究はおびただしいが、伊勢神宮の近現代史に限っては研究がないも同然である。本研究は明治維新から20世紀をへて今に至る伊勢神宮の通史をこころみるものである。伊勢神宮の天皇、国家、そして国民との関係をつねに視野に入れながら、波乱万丈の近現代史をたどる。明治期における伊勢神宮の空間的改革、伊勢をめぐる戦前のメディアなどの言説、戦後における伊勢神宮の法人化および脱法人化の動きに光をあてる研究である。
近代史