古代アフガニスタン由来の貨幣資料について、欧米所蔵の資料調査および最新の研究状況の把握につとめ、イスラム化前夜から初期イスラム時代の同地域の歴史を、貨幣と文献資料に基づいて再構成することに一定程度成功した。その成果は、邦文で執筆された二本の論文に示した。また国外の学会に積極的に参加し、多くの研究報告を行った。また、2013年にはアフガニスタン、オーストリア、イタリアから8名の研究者を招聘し、国際共同研究イベント Kyoto Afghan Week 2013を開催し、公開講演会、共同ワークショップ、博物館実習などを通じて国際共同研究の新しい道を開いた。
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