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2015 年度 研究成果報告書

亀鈕印の分析に基づく漢王朝による諸地域制度の統合に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24520810
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 東洋史
研究機関中央大学

研究代表者

阿部 幸信  中央大学, 文学部, 教授 (60346731)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード亀鈕 / 漢印 / 地域性 / 南方文化
研究成果の概要

本研究は、亀鈕印の形状分析をとおして、漢王朝による諸地域制度の統合過程を検討したものである。結果として、漢の亀鈕印は戦国楚の文化的影響を受けたものであり、前漢武帝期に正式に制度化され、亀を臣下の象徴とする思想とともに、前漢末に造形形式が固められていったことが明らかになった。武帝期以降の漢王朝は、楚に代表される南方の文化をも取り入れながら、秦とは異なる新しい制度を創りあげていったのである。

自由記述の分野

中国古代史

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公開日: 2017-05-10  

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