研究課題/領域番号 |
24520864
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
平野 修 帝京大学, 文化財研究所, 講師 (90620865)
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研究分担者 |
河西 学 帝京大学, 文化財研究所, 講師 (60572948)
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キーワード | 製塩土器 / 堅塩 / 焼塩 / 考古学 / 内陸 / 古代 / 生産 / 流通 |
研究概要 |
平成25年度は、昨年度抽出した山梨県韮崎市域の製塩土器資料のトレース作業および分析作業、研究分担者による土器胎土分析をおこない、その成果報告文を作製した。この成果は、本年平成26年5月に刊行される山梨県考古学協会論文集『山梨考古学論集VII』に掲載した。そして山梨県南アルプス市域で再調査した結果抽出した製塩土器資料の実測作業をおこなった。 また昨年平成24年6月に、学習院大学で開催された古代交通研究会第17回大会「古代の運河」に出席し、水上交通での塩の流通の可能性を探った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
南アルプス市域の製塩土器の抽出量が予想をはるかに上回ったことから、資料化(実測)作業に手間取ってしまった。平成25年度中に資料の写真撮影、観察表の作成までおこなう予定であったが、次年度に繰り越すこととなった。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度に向けて、残された南アルプス市域の製塩土器のトレースおよび土器、胎土分析をおこない、その成果報告を作製し、本課題の総括をおこなう。また、まだ実施できていない山梨県との関わりが推定される神奈川県の製塩土器資料の実見もおこないたい。
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次年度の研究費の使用計画 |
当該研究に係る物品の購入や研究会がなかったため旅費の支出が大幅に少なかったため。 当該研究に係る、書籍などの文献資料や、研究会に積極的に参加したい。
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