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2015 年度 研究成果報告書

ボルネオにおける流域社会の形成と変化―民族間関係の空間論

研究課題

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研究課題/領域番号 24520896
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 人文地理学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

祖田 亮次  大阪市立大学, 大学院文学研究科, 准教授 (30325138)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード流域社会 / 民族間関係 / マレーシア / サラワク / マイグレーション・ヒストリー / 分水嶺 / 流域間ネットワーク
研究成果の概要

ボルネオの内陸諸民族の集落の多くは、河川沿いに位置している。主要河川の流域を上流から下流まで見てみると、複数の民族が混在していることが分かる。そうした流域という空間単位が、「親族」や「民族」という紐帯とは異なる社会的・地域的まとまりを形成する場となってきた。その一方で、流域を越える社会的ネットワークも形成されてきた。流域という限定された空間内においては、異民族間をつなぐ地域社会が形成されてきた一方で、流域を越える広域の社会的ネットワークは、民族・親族の紐帯に強く依存りており、ボルネオ内陸における社会関係は、その血縁的な遠近と空間的な伸縮が反比例する傾向にある。

自由記述の分野

地理学

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公開日: 2017-05-10  

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