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2012 年度 実施状況報告書

沖縄に於ける音楽と地域の文化的・経済的活性化:一文化人類学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 24520926
研究種目

基盤研究(C)

研究機関東京女学館大学

研究代表者

JAMES E.Roberson  東京女学館大学, 国際関係学部, 教授 (80288430)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード文化人類学 / 音楽 / ポピュラーミュージック / 地域活性化 / 沖縄 / 日本
研究概要

平成24年度の研究目的は主に30年間以上もの歴史がある「ピースフルラブロックフェスティバル」の歴史、運営、地元行政との関係などを調べることであった。特に夏(4週間)と春(2週間)のフィールドワークの間で関係のイベントへの参与観察、関係者とのインタビューや資料収集を行いました。
「ピースフルラブロックフェスティバル」を計画・プロデユースした方々、沖縄市関係者、ミュージシャンをインタビューすることが出来ました。そして、そのほかに音楽を文化的資源として活かそうとしている沖縄市役所や音楽関係者もインタビューが出来ました。
参与観察によって、音楽関係のイベント・仕組みの可能性と課題両方が見えてきました。
計画していた研究対象の「ピースフルラブロックフェスティバル」の他に注目すべきイベントなどがあると分かりました。例えば、沖縄市センター商店街振興組合が実施している「かなでるパーク」、やコザライブハウス連絡協議会が実施していた「まちなかエクスプローラー」や「まちなかエクスプローラー」がありました。これらは、沖縄市の関係者(行政・ビジネス・NPOなど)が音楽を使って地域活性化を目指しているものであるので、本研究と重要な関係があります。
24年度のフィールドワークによって、該当のイベントなどのことだけではなく、各イベントの関係性、地域的位置性やその背景・文脈がわかるようになってきました。2012年11月はアメリカ文化人類学会の大会にも参加し、そこで音楽や日本・沖縄に関する研究の情報収集や意見交換を行いました。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

目指していた(行政、イベント運営関係者などとの)インタビューはほぼ全部できました。新聞記事などの資料収集も順調に進んでいます。そして、重要なイベントの観察も出来ました。
24年度の研究によって25・26年度の研究のための基盤が出来ました。これは情報・データの側面と人間関係の側面両方ともいえると思います。

今後の研究の推進方策

25年度の研究目的は、計画通り、「コザミュージックタウン」に関するインタビューや資料収集のである。そして、24年度で知りました音楽を使用した地域活性化関係のイベント・仕組みなどに関するインタビューも行いたいと思っています。

次年度の研究費の使用計画

25年度は、主に沖縄でのフィールドワーク・資料収集と学会参加のために研究費を使用すると計画しております。

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公開日: 2014-07-24  

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