1:Childhood Studiesに関する文献の読み込み、およびその整理を引き続き行った。社会学的なChildhood Studiesを中心としつつ、法学領域において処遇論的な観点からのChildhood Studiesや、心理学領域において子どもの実態を子ども自身の視点を含み込んだ形でのChildhood Studiesなども精力的に整理していった。 2:これまでの取り組みをさらに発展させた枠組みである、「子どもをめぐる社会的規範理論」構想のアイデアを創出することができた。このアイデアは平成27年度から取得した科研費基盤研究(C)「子育て・教育に関わる基礎理論としての社会的規範理論の構築」のベースとなるものであった。 3:公刊は平成27年7月となるが、「正義に基づく自由論」という論文を最終年度に実質的に執筆した。
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