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2014 年度 研究成果報告書

フルデジタル時代の通信放送法制の憲法学的考察

研究課題

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研究課題/領域番号 24530025
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 公法学
研究機関大阪大学

研究代表者

鈴木 秀美  大阪大学, 高等司法研究科, 教授 (50247475)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード表現の自由 / 番組編集準則 / 放送概念
研究成果の概要

通信放送法制は2010年に改正されたが、放送規律に改正前後で大きな変更はなく、憲法上問題だといわれてきた放送番組に対する内容規制(政治的公平や事実を曲げないなど)および大臣による監督の仕組みは維持された。先進国では番組規制をするにあたり、政府から独立した機関がその監督をしている。表現の自由の観点からは、大臣が監督するなら番組の内容を放送法で規律すべきではなく、放送事業者の自主的対応を尊重すべきである。もし番組内容を放送法で本格的に規律し、それを監督する機関を設置するなら、政府からの独立性を確保すべきである。これまで通りに近代法を和風に着こなすか、洋装に変えるのか自覚的選択が必要である。

自由記述の分野

憲法学

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公開日: 2016-06-03  

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