研究課題
基盤研究(C)
本研究は、害悪が生じるか否かが不確実であるにもかかわらず、もし顕在化したら回復困難とされる環境リスクに関して、当該リスクと裏腹の関係にある科学技術の利便性を出来る限り享受しつつも、その脅威を出来る限り排除しようとする法的取組みに焦点を当て、遺伝子技術法や原子力法などの法分野を参照領域に据えて、環境リスク規制の正当化問題(Legitimationsfrage)を解き明かそうとするものである。
憲法・環境法