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2014 年度 研究成果報告書

「市民の安心感」を手掛かりとした「立法の象徴化」現象の憲法的考察

研究課題

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研究課題/領域番号 24530027
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 公法学
研究機関立命館大学

研究代表者

植松 健一  立命館大学, 法学部, 教授 (90359878)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード治安法制 / ポピュリズム / 選挙制度
研究成果の概要

現実の害悪の除去・予防よりも、市民の「安心感」の維持向上を重視する象徴的立法(symbolosche Gesetzgebung)が増産される現状および理論の分析を通じて、①立法に対する民主的正当性の付与と立法に対する法治国家的統制という2つの憲法的要請の持つ緊張・補完関係の構造を意識しながら、②その背後にある民主主義の制度的構造についても検討を加え、③それらの検討を基に「あるべき立法」についての憲法規範意識の抽出は可能か否かを考察の対象とした。その具体的実例として、日本における自治体ポピュリズムの問題や、ドイツにおける秘密保護法制や選挙制度の問題をなどを中心に検討した。

自由記述の分野

憲法

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公開日: 2016-06-03  

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