研究課題
基盤研究(C)
割賦販売法の平成20年改正後における取引実態及び理論展開を踏まえて、クレジット取引の発展とクレジット利用者(消費者)の保護を両立させるための安定的制度構築に向けた検討を行った。上記の法改正後に顕在化してきた新たな問題として、個別クレジットよりも、クレジットカード取引に伴うものが深刻であることを指摘し、とりわけ、クレジット関連事業者のイシュアー・アクワイアラーの分化、決済代行業者の介在、マンスリークリア取引の規律、などの論点について、将来の法改正に向けた提言を行うための基盤を分析・整理した。
民法、消費者私法