研究課題
基盤研究(C)
債権譲渡担保法の重要課題である譲渡制限特約および将来債権譲渡の効力の問題に焦点を当て、民法改正法案の意義を理論的な観点から分析し、今後の解釈論・立法論上の問題点についていくつかの提言を行った。次に、抵当権の基礎理論に関して、抵当権の効力の及ぶ範囲および共同抵当の法律関係の問題を中心に検討を加える一方、集合動産・債権譲渡担保に共通する包括担保特有の課題として、過剰担保規制にかかる比較法研究を進め、分析視角の設定につき示唆を得た。
民法