研究課題/領域番号 |
24530135
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
松並 潤 神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (70268217)
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研究分担者 |
森本 哲郎 関西大学, 法学部, 教授 (30200447)
辻 陽 近畿大学, 法学部, 准教授 (70362564)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 地方自治 / 日本政治 / 地方議会 |
研究概要 |
研究初年度にあたる平成24年度は、研究代表者および研究分担者それぞれが、担当する予定の役割分担における先行研究等をサーベイしてまとめる作業を行うとともに、本科研の元となった科研(平成21年度~23年度、多選首長と地方政治行政構造の関連性についての多角的研究。以下「旧科研」と表記)で行った首長経験者などへのインタビュー、多選首長が存在した自治体を含む大阪府内5市で行ったアンケート調査(以下「大阪府内5市アンケート」と表記)データの分析を、引き続き行った。 さらに、「大阪府内5市アンケート」の結果を含むこれまでの研究の知見については、研究代表者および研究分担者それぞれが、その成果の一部を、論文、国際学会あるいは国内学会で公表し(後掲の「雑誌論文」「学会発表」データを参照)、また一部は雑誌等での公表の途上にある。 また、これまでの首長-議会関係の研究を再検討するために、フォローアップ研究会を組織し、茨城大学の馬渡剛氏を招いた。本フォローアップ研究会により、本科研メンバー以外の研究者も交えて、首長-議会関係の研究について、研究の最新の動向について報告を得るとともに情報を共有することができた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本科研は、3年間にわたって研究を行うものであるが、初年度である平成24年度は、これまでの首長-議会関係の研究を再検討するために企画していたフォローアップ研究会を、複数回予定していたところ、予定していた関係者の都合もあり1回しか開くことができなかった。同様に、地方議会関係者へのヒアリングについても、まだ実現できていない。 これらの点については、平成25年度中に、フォローアップ研究会を開くとともに、ヒアリングについても急いで行いたい。
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今後の研究の推進方策 |
2年目となる平成25年度は、これまでの首長-議会関係の研究を再検討するためのフォローアップ研究会を、年度の早い時期に行う。地方議会関係者へのヒアリングについても、複数の自治体で行うことを念頭に急ぎたい。 さらに、これまでの研究の知見については、研究代表者および研究分担者それぞれが、その成果を、引き続き論文、国際学会あるいは国内学会で公表することを目標としている。
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次年度の研究費の使用計画 |
平成25年度も、先行研究をサーベイするための地方自治・地方政治・地方行政関連図書の購入のほか、研究会・ヒアリング・国内外の学会での報告等を行うための旅費等に、研究費の支出を予定している。
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