研究課題
2013年4月から8月にかけて、日本の外務省、防衛省、EUの大使館などにおいてインタビューを行った。2013年9月から2014年3月にかけて、英国のオックスフォード大学日本研究所で下記の研究を実施した。1) 外交官、政策アドバイザー、軍関係者らの面談調査。2) 安全保障上の協力体制に関する専門家らの面談調査。(英国の国立大学、国防研究所の他、政府機関や国防組織に所属する専門家を対象とする)上記を通じて、日本と他国の軍との草の根レベルの協力体制の実態と、その協力体制が、政策決定者や軍の指導的立場にある人々からどのように評価されているかを分析することができた。さらに、安全保障上の緊密な協力体制構築における促進要因と阻害要因を解明しつつある。
2: おおむね順調に進展している
特別研究期間中の海外長期滞在を活用し、予定通りに外交官、政策アドバイザーなどへのインタビューができており、また関連文書収集も捗っている。
2014年4月から8月にかけ、オックスフォード大学日本研究所において研究を継続する。5月にはベルギーのブリュッセルに出張予定である。全般に下記を実施予定。1) 欧州委員会事務局、NATO司令部文書館で公文書を収集。2) 外交官、政策アドバイザー、軍関係者らの面談調査。3) ブリュッセルからベルリン、ロンドン、ハーグ、およびコペンハーゲンに移動し、政策立案者や軍事専門家と面談調査。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)
Wieczorek, Iris and David Chiavacci (eds.), Japan 2013
巻: - ページ: 5, 28