研究課題
基盤研究(C)
戦後日本において、国際文化会館(東京・六本木)を主な舞台に知的交流を牽引した元ジャーナリスト・松本重治と彼の活動を支援したロックフェラー財団との関係を明らかにした。具体的には冷戦下、同財団がアメリカ政府と密接な関係を築くなかで、松本が関わった知的交流事業が、アメリカの広報外交(パブリック・ディプロマシー)との緊張関係を維持しつつ、1960年代にかけてどのように展開していったのかを詳らかに解明した。
社会科学