研究課題
基盤研究(C)
ヨハネスブルグ会議(2002年)からリオ+20会議(2012年)の時期における地球環境ガバナンスの制度化の特徴は、1990年代の経済のグローバル化に対する主権国家群の復権とグローバルな市場における多国籍企業群のCSRの新展開に見られる。その傾向は、気圏、地圏、生物圏、水圏という4つの環境圏における問題群に共時的に見られる。通時的には、環境問題の「国際化」、「世界化」、「グローバル化」を経て、「持続可能な開発」の第4の側面としてその制度化が位置付けられる。
国際関係論