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2013 年度 実施状況報告書

日本にシビル・ミリタリーギャップは存在するか

研究課題

研究課題/領域番号 24530190
研究機関防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工

研究代表者

彦谷 貴子  防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工, その他部局等, 准教授 (00286626)

研究分担者 河野 仁  防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工, その他部局等, 教授 (80531764)
キーワードシビル・ミリタリー・ギャップ / 政軍関係 / 安全保障 / 意識調査 / 国際情報交換 / 自衛隊
研究概要

本研究は、一般国民・文民エリート・幹部自衛官の間に、国際情勢認識、価値観、安全保障問題自衛隊の役割等についての認識ギャップ(シビル・ミリタリー・ギャップ)が存在するかについて、アンケート調査を通じて分析することを目的とする。具体的には、郵送によるアンケート調査を中心に実施され、当初予定では平成24年度に調査の実施、平成25年度に調査結果の分析と学会発表、平成26年度に調査結果の出版を行うことになっていた。
昨年度は諸般の手続き上の理由により、調査の実施に至ることができなかったが、本年度は、昨年度の遅れを挽回し、順調に調査の実施とデータの入力を進めることができた。
春に防衛大学校内の倫理委員会での審査、学士会、自衛隊各学校との調整を経て、夏には名簿の作成、調査票、送付用の切手を準備した。そして1月より補助(アルバイト)人員を確保し、調査票の送付、データの入力を開始した。送付先については、当初幹部自衛官OBをサンプルに入れる予定であったが、手続き上の問題により、予定を変更し、文民エリートサンプルを当初の予定の2000人から3000人に増やすこととした。なお、当初の計画では、平成25年度3月-4月にかけて開催された国際関係学会(International Studies Association)にて研究の中間発表を行う予定であったが、米国国防総省の予算強制削減の影響でパネルがキャンセルになったため、出張を中止した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

今年度は昨年度の遅れをほぼ取り返すことができた。具体的には調査の実施(調査実施機関との調整、調査票の配布、調査の実施、回収)、調査票の単純集計まで進めることができた。ただし、単純集計したデータのチェック作業が完了しなかったため、次年度にアルバイト人員を追加雇用することとなった。また、学会における発表についても、次年度に延期した。

今後の研究の推進方策

今後の進め方については、平成26年度早々にデータチェック作業を終了し、6月から7月にかけて、計量的分析を行い、8月には自由回答欄の分析を行う予定である。また、7月には、IPSA(世界政治学会)年次大会(モントリオール市)において、暫定的結果について発表を行うことになっている。9月以降は、研究代表者、分担者、双方が研究成果を論文としてまとめる予定である。

次年度の研究費の使用計画

データ追加入力、及びデータチェックが25年度中に完了しなかったため、アルバイト人員の派遣を追加で必要とした。また、学会発表については、25年度4月予定の学会パネルが中止となったため、26年度の世界政治学会のパネル(モントリオール市)において発表を行うこととなった。
人件費(データ入力、データチェック)、及び学会出張のための旅費として使用予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Is There a Civil-Military Gap in Japan? Comparing the Results of the 2004 and 2014 Surveys2014

    • 著者名/発表者名
      Takako Hikotani
    • 学会等名
      International Political Science Association
    • 発表場所
      カナダ モントリオール市
    • 年月日
      20140723-20140723

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公開日: 2015-05-28  

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