研究課題
基盤研究(C)
本研究では、バブル崩壊後における低成長や少子・高齢化に着目しつつ、家計行動に関するミクロ・データを活用した定量的分析を行う。具体的には、10年間に亘る新たな長期パネルデータの構築・活用により退職(引退)前後で支出水準は低下するか、低下する場合その要因はなにか(「消費の退職パズル」)を検証したほか、新卒時の景況が個々人のその後の就業状態に及ぼす効果、遺産・相続についてその実態及び世代間移転と資産格差の関係等を検証した。
日本経済に関する実証的研究