| 研究課題/領域番号 |
24530238
|
|---|
| 研究機関 | 北海道教育大学 |
|---|
研究代表者 |
加藤 晃 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (70177426)
|
|---|
| 研究分担者 |
飯田 隆雄 札幌大学, 地域共創学群, 教授 (00193136)
岡村 誠 広島大学, 社会(科)学研究科, 教授 (30177084)
武者 加苗 札幌大学, 地域共創学群, 准教授 (60614980)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
| キーワード | パスの検索 / 統計的フレーム / Impact Analysis / 地域間産業連関表 / 域外交易 / 輸送統計 |
|---|
| 研究実績の概要 |
応用一般均衡分析AGE、（あるいは計算可能な一般均衡分析CGE）を行うためには、①統計データ・セット（「①統計的フレーム」）、②理論モデル（「②理論フレーム」）、③数値計算・プログラム（「③シミュレーション・フレーム」）の３つについて、互いに整合的で、首尾一貫した「枠組み」（フレーム）が不可欠である。そこで、「道民経済計算」から、資金市場を含むを「首尾一貫したデータ・セットCDS」構築するための、汎用的な「①統計的フレーム」を提示した。
SNAHokEditor：「経済主体別受取・支払勘定表」編集シートを作成した。（初年度）（1996～2009 年の年度を入力すると、各年度の経済主体別受取・支払勘定表が自動的に作表される。）SNAHokEditor：CGE(AGE)モデルに利用できる「首尾一貫したデータ・セットCDS」を得るために、「経済主体別（純）受取・支払勘定表」編集シートを作成した。（初年度）
CGEdata：各経済主体の「列和＝ゼロ」、各取引項目について「行和＝ゼロ」が全項目について成り立っている、「首尾一貫したデータ・セットCDS」を作成した。（初年度）
SNA-IO 表：北海道のSNA データである道民経済計算には、1)SNA-IO 表、2)制度部門別資本調達勘定表・金融取引、3)国民（道民）貸借対照表、等が未整備であり、「欠けているデータ」1)SNA-IO 表を推計した。（本年度）
連携研究者 （専門的知識の提供）玉山和夫札幌学院大学教授より、ご自身が作成した、北海道資金循環勘定表作表データ・セットのご提供を受けている。（EXCEL ファイル） それを忠実に、再現する「パス」の検索を終えた。（本年度）「欠けているデータ」2)制度部門別資本調達勘定表・金融取引作表に当たって、資金循環勘定表の推計が不可欠であり、継続して、推計する。これをもって、統計的フレームが完成する。
|
| 備考 |
未報告の業績：M. Tawada, M.Okamura, R.Nomura, T.Ohkawa,2013, “Does a bilateral FTA pave the way toward multilateral trade?” Review of International Economics. Vol21, pp164-176
|
