研究課題
負の外部性を発生する迷惑施設の立地問題に関して、ミクロ的基礎付けに基づいて立地を内生化した一般均衡モデルを完成させ、所得の異なる消費者を導入した理論モデルを構築した。そのモデルに基づき、輸送費用に対して迷惑施設からの損害費用が相対的にどの程度になるのかで、迷惑施設の立地が変化する可能性があることが、理論的に明らかになった。上記のことは、簡単なシミュレーション計算によっても、裏付けられた。