研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、迷惑施設の立地と所得の異なる階層の住宅立地に関して、より詳細に分析するために、住民の所得分布を考慮しつつ、迷惑施設と住宅の立地を内生化することにある。輸送費用と迷惑施設からの損害費用の比率に関わらず、迷惑施設が郊外に立地した場合には、低所得者が郊外、高所得者が中心部に、迷惑施設が中心部に立地した場合、低所得者が中心部、高所得者が郊外にと、居住地の立地が入れ替わることが確かめられた。
経済政策