今後の研究の推進方策 |
24年度、25年度の2年間にわたり、DSGEモデルについて、データリッチ化およびモデルの非線形化という多角的な視点から最新手法の研究・調査を進めてきたので、最終年にあたる26年度は、これらの研究を統合し、その応用としてマクロ計量経済モデルを利用した最良の予測手法についての研究・調査を敢行したい。 具体的には、Geweke and Amisano(2011,2012), Waggoner and Zha (2012), Del Negro, Hasegawa, Schorfheide (2013)に基づいて、各マクロモデル予測分布をプールして、この分布の線形結合(モデルアベレージ)に関する、より効率的な手法の開発に着手したい。
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