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2014 年度 実績報告書

発展途上国における財政赤字解消のための財源調達手段と経済成長に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 24530333
研究機関法政大学

研究代表者

北浦 康嗣  法政大学, 社会学部, 准教授 (90565300)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード経済発展
研究実績の概要

最終年度は,インフレーションと経済成長との関係(平成24年度),および海外援助と経済成長の関係(平成25年度)について,統合的に分析することを目的に研究を行った。
まず,インフレーションと経済成長の関係であるが,経済成長のエンジンを公的資本と設定することで研究を進めた。これまでの公的資本と経済成長の関係は,主に1地域の分析が多かったが,本研究では,他地域に拡張することで,経済成長という観点から他の地域に,どのような影響を与えるのか分析を進めた。その結果は,論文「Regional Infrastructure and Economic Growth」として,国内学会でも報告済みである。しかしながら,インフレーションに対する知見については,さらに研究する必要があり,今後も進めていく予定である。
次に,海外援助と経済成長の関係であるが,こちらは,経済成長のエンジンを人的資本と設定することで研究を進めた。とくに,貧困削減に対する海外援助の動向に注目することで,研究を進めた。その結果は研究会で報告した後,現在,論文「Inequality and Conditionality in cash transfer」として執筆中である。今後は,国内学会や国際学会で報告する予定である。
発展途上国が経済成長を実現するための方向性については,「Inequality and Conditionality in cash transfer」にて提案する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Regional Infrastructure and Economic Growth2014

    • 著者名/発表者名
      北浦康嗣
    • 学会等名
      日本応用経済学会
    • 発表場所
      中央大学(東京都・八王子市)
    • 年月日
      2014-11-15

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公開日: 2016-06-01  

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