研究実績の概要 |
平成26年度は、平成25年度に本研究プロジェクトのなかで査読ジャーナルに発刊された2つの論文A Continuous-Time Optimal Insurance Design with Costly MonitoringとOptimal Risk Sharing in the Presence of Moral Hazard under Market Risk and Jump Riskを金融市場分析に発展させるべく、国際的に有数の研究会European Meeting of the Econometric Society(Toulouse School of Economics)やGrowth of Firms, Ownership, and Value: East meets Westに参加して、これまでの成果を幅広く発信しながら研究討論を行い、この研究の今後の発展可能性について新しいアイデアを創造した。これらの新しい研究アイデアはまだ形にはなっていないものの、私が研究代表者である次の科研費プロジェクト基盤研究(C)「保険リンク証券の動学一般均衡分析と金融安定化効果」(15K03537)に繋がっていく重要な成果をあげている。
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