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2015 年度 研究成果報告書

合理的・非合理的な学習効果を考慮した債券とCDS価格モデルの発展とその実証研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24530351
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 財政学・金融論
研究機関広島大学

研究代表者

小野 貞幸  広島大学, 社会(科)学研究科, 准教授 (80602002)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード債券価格 / CDS / 学習効果
研究成果の概要

本研究は債券の価格とCDSの保障料に関する学習効果を考慮した理論式を導き実証を行った。経済の基礎的条件の期待成長率に関して情報の非完全性から正確な観測が不可能になるためその評価(学習)が必要となる。合理的な学習方法としてベイズ統計に従う方法、非合理的な学習として、保守的、短絡的、楽観的、悲観的な学習方法をモデルに応用した。

債務不履行のリスクのある債券収益率のボラティリティに関して観測値が示す平均回帰性が学習効果の時間変動より説明できることを証明した。またリスク回避度の合理的な値でモデルから得られる信用スプレレッドが観測値に近い値を示したが、CDSスプレッドは観測値に比べ幾分小さな値となった。

自由記述の分野

ファイナンス

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公開日: 2017-05-10  

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