研究課題
基盤研究(C)
複数の経済主体の協力により何かをなしとげようとするときに,お互い相手にただ乗りしようとして協力が実現しない「囚人のジレンマ」の問題は,固定的かつ長期的な関係のもとでは多くのケースで解決可能となることが知られている.しかし離脱・解散等があり,長期的関係の継続があくまでも自発的な場合には,協力の実現は限定的となる.本研究では,そのような状況で解散・協力開始のタイミング・非協力者への処罰をどのように設計すれば効率性が改善するかを考察した.
公共経済学