研究課題
2014年度の調査の最終年度においては、まず日本と米国からの製造チームからの証拠(evidence)に基づいて研究調査を実施した。証拠となるデータは、調査会社のオンラインサーベイを利用して、2014年春に、日本から241チーム、米国から120チームからデータを取り、合計、361チームが本研究のサンプルとなる。調査対象者は、製造チームリーダーが主である。従属変数は、4つの変数から構成される製造成果である。独立変数は、技能向上に関する慣行、チームワーク慣行など、4つの領域の管理慣行である。さらに、製造方法と管理慣行との間の交互作用を測定するためにそれらの変数の積(product)、及び国の文化と管理慣行との交互作用を測定するためにそれらの間の積を分析に用いた。さらに、同年の夏においては、インド、デリー地区にて、インドの製造業を対象にして、調査を実施した。調査には、地元の先生に協力を得た。製造の現場にいき、現場のリーダーを対象にして、調査を実施した。主要な製造業10社以上を訪問調査をした。ここで得たデータと、昨年にインドに訪問をした際に得たデータとを統合をして分析をした。また、マレーシアにては、協力者の先生を通してデータを得て、昨年のマレーシア調査にて得たデータとを統合して統計分析をした。これらのインドとマレーシアからのデータを利用して、マレーシアとインドとの比較調査をした。2015年の春には、一連の調査結果を報告するために、デリーの企業を再訪した。さらに、マレーシアの企業に再訪をして、調査結果を報告した。
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Journal of Strategic Management Journal
巻: Vol. 6, No.3 ページ: 37-51