研究課題
基盤研究(C)
我が国の減損会計の特徴に、企業が異なる資産・資産グループから継続して減損損失を計上する事例がある。本研究では、このような継続的な減損損失の計上が、資産・資産グループのグルーピングを通じた裁量的な行動の結果であるとの仮説に基づき、継続的な減損損失に関する理論モデル及びそれに基づく実証研究を行うことにより、この仮説の妥当性を検討するとともに、我が国の減損会計基準の問題点についても検討しようとするものである。
会計学