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2014 年度 実施状況報告書

「緩結合」ネットワーク分析と戦時統制経済下の会計制度

研究課題

研究課題/領域番号 24530559
研究機関神戸大学

研究代表者

清水 泰洋  神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (80324903)

研究分担者 野口 昌良  首都大学東京, 社会(科)学研究科, 教授 (70237832)
中村 恒彦  桃山学院大学, 経営学部, 准教授 (50368388)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード財務会計 / 会計史 / 日本 / 財務諸表
研究実績の概要

本年度は,過年度に国際学会において発表した報告論文をとりまとめ,公開されるようブラッシュアップを行うことに注力した。すなわち,2013年に発表した,"Accounting for Dissolution: The Case of Japanese Mining Corporations 1946-1950"については,The Accounting Historians Journalに投稿し,現在レフェリーより来たコメントを元に改訂作業を進めているところである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

上述の通り,論文の改訂が進展し一本の論文について,コメントを受け再ラウンドでのレビューを受けることができる状況になっていることを勘案し,やや遅れていると判断した。

今後の研究の推進方策

引き続き,日本企業の会計実務を中心に検討を進めていく。新史料として,GHQと繊維会社の交渉過程を明らかにする文書が発見されたため,これがいかなる意義を有しているかについて検討を進めているところである。

次年度使用額が生じた理由

海外研究者を招聘し,ワークショップを開催する予定であったが,昨年度に引き続き当該研究者のご家族の体調が優れないため延期された。そのために予定していた支出が行われなかったため。

次年度使用額の使用計画

海外研究者の動向を見定めながら,招聘が難しい場合,研究分担者・代表者が海外に赴いて研究報告を行う機会を拡大する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 簿記上の取引概念の拡大と簿記の財務会計化2014

    • 著者名/発表者名
      清水泰洋
    • 雑誌名

      日本簿記学会年報

      巻: 第29号 ページ: 51-56

  • [学会発表] 会計史研究における視点:伝統的方法の役割2014

    • 著者名/発表者名
      清水泰洋
    • 学会等名
      日本会計史学会
    • 発表場所
      立教大学
    • 年月日
      2014-10-25 – 2014-10-26

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公開日: 2017-01-06  

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