研究課題
特別損益項目計上と一株当たり利益水準との関係を検討することが本研究の目的である。この目的を、日本において承認された会計原則に基づいて『四半期決算短信』を作成している日本企業(金融および損保を除く業種に分類される企業)を分析対象にして、解決する。当初の研究目的をに基づいて収集可能なデータの変更等の調整を行いながら、今後につながる研究成果を得ることができた。とりわけ、事業構造改善損失計上をめぐる会計処理手続きに着目した研究は、日本企業の経営者の意思決定構造を理解することに役立つと思われる。
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経理研究
巻: 58 ページ: 262-273