研究課題/領域番号 |
24530593
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 千葉商科大学 (2014) 福島学院大学短期大学部 (2012-2013) |
研究代表者 |
中島 真澄 千葉商科大学, 会計ファイナンス研究科, 教授 (90249219)
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連携研究者 |
奥田 真也 名古屋市立大学, 経済学部, 准教授 (40311431)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 利益の質 / 会計発生高の質 / 会計的裁量行動 / 実体的裁量行動 / 内部統制 / Tone at the Top / ガバナンス / 監査の質 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本の上場企業における内部統制報告規制が利益の質および裁量行動に与えた影響の分析を実施し、統制企業群では裁量行動の変化がJ-SOX以降観察されなかったが、統制企業の会計発生高、両方企業群のキャッシュ・フロー予測精度は改良されたことを提示した。また、上層部の気風(TATT)と利益の質との関連性および上層部の気風の決定要因を分析した。その結果、上層部の気風は、利益の質尺度であるキャッシュ・フロー予測精度と有意な関連性があること、経営陣の資質変数である年齢、報酬に、コーポレート・ガバナンス変数である持合株式比率と有意な関連性があることが明らかとなった。
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自由記述の分野 |
会計学
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