研究課題
基盤研究(C)
本研究では、楢葉町に加え広野町を具体的な事例として取り上げ、福島第一原発事故により住民が避難し、行政機能が町外へと移転しているなかで、地域社会・地域コミュニティをいかにして維持していくことができるのかを目的とし、研究をおこなってきた。その結果、長期的な避難が見込まれるにもかかわらずそのことを見越した体制が形成されないことが、避難者と受け入れ住民との軋轢を生み出していることが明らかになった。本研究によって、雑誌論文14点、学会発表13点、図書3点、など合計30点を超える成果を発表することができた。
社会科学