研究課題/領域番号 |
24530657
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
河合 優子 立教大学, 異文化コミュニケーション学部, 准教授 (80384874)
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研究分担者 |
川端 浩平 福島大学, 行政政策学類, 准教授 (80563965)
高 美哿 法政大学, 社会学部, 准教授 (00637465)
田中 東子 十文字学園女子大学, 人間生活学部, 准教授 (40339619)
鳥越 千絵 西南学院大学, 文学部, 准教授 (00599178)
原 知章 早稲田大学, 人間科学学術院, 准教授 (00287947)
山本 敦久 成城大学, 社会イノベーション学部, 准教授 (00453605)
渡会 環 愛知県立大学, 外国語学部, 准教授 (50584372)
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連携研究者 |
井本 由紀 慶応義塾大学, 理工学部, 専任講師 (90581835)
工藤 正子 京都女子大学, 現代社会学部, 准教授 (80447458)
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研究協力者 |
岩渕 功一 Monash University, Asia Institute, Professor
堀口 佐知子 Temple University, Japan Campus, Assistant Professor
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 多文化社会 |
研究成果の概要 |
理論的文献やエスニック・マイノリティ当事者によるメディア発信を検討する中で、「日本人と外国人」という二項対立を乗り越え、構造的力関係を考慮しつつ多元的な帰属意識のあり方を理解する鍵概念としての「交錯」の重要性を認識した。韓国・台湾の研究者との2回の国際研究会でも、マジョリティの同質性を強調する支配的な言説がマイノリティの周縁化とつながっていることが共通主要課題の一つであることがわかった。聞き取り調査、フィールドワーク、メディア表象分析を通して、日本社会における「人種」、エスニシティ、国籍、ジェンダー、階級などが交錯する複雑な構造的力関係と多元的かつ混淆的な帰属意識を考察した。
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自由記述の分野 |
異文化コミュニケーション論
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