研究課題
基盤研究(C)
新日本窒素労働組合の元組合員の聞き取りおよび熊本学園大学水俣学研究センター所蔵のアーカイブズ調査に基づき、1960年代~70年代初めのチッソの労使関係および新日窒労組と水俣病患者団体・患者支援社会運動団体との連携関係について調査した。62~63年の安定賃金闘争以降の労使対立が、組合と社会運動との連携を促進したこと、組合と社会運動の連携関係は個人のネットワークに基づいていたことが明らかとなった。調査の結果は、学会発表や論文刊行で公表した。
社会学