研究課題/領域番号 |
24530697
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
石原 剛志 静岡大学, 教育学部, 教授 (10340043)
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キーワード | 学童保育 / 学童保育運動 / セツルメント / 大阪セツルメント研究協議会 / 大阪学童保育連絡協議会 |
研究概要 |
大阪保育研究所所蔵の大阪における学童保育運動史に関する資料調査を行った。1960年代における①「不在家庭児童」「留守家庭児童」と呼ばれ、その実態を明らかにしようとした自治体における調査資料、②そうした調査の後実施された「不在家庭児童」「留守家庭児童」対策事業の報告書、③大阪セツルメント研究協議会による学童保育実践と研究会の資料、④のちに大阪学童保育連絡協議会設立につながる学童保育づくり運動の資料、⑤大阪学童保育連絡協議会の設立経過と設立後の資料などの存在を確認することができた。現在は、その目録作成を行っている。 さらに、所蔵資料調査では、次年度における撮影資料の選定、撮影業者との打ち合わせを行った。次年度前半において撮影および電子ファイル化をおこない、後半ではその公開方法について検討を行う予定である。 本研究課題との関係で公表した研究成果としては、石原剛志「学童保育の概念・歴史・制度」(学童保育指導員研修テキスト編集委員会編『学童保育指導員のための研修テキスト』かもがわ出版、2013年)と、石原剛志「子ども・子育て支援法下の学童保育の課題」『経済』2013年9月号がある。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究計画では、大阪保育研究所所蔵学童保育運動資料の撮影までを実施する予定であった。しかし、同研究所に所蔵されている資料が、当初の見込みよりも多く膨大なものであったため、その資料の確認・撮影資料の選定に時間がかかったため。
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今後の研究の推進方策 |
すでに、大阪保育研究所所蔵学童保育運動資料の撮影にむけて、撮影業者とも打ち合わせたところであり、研究の送れば今年度中に充分、取り戻すことが可能であると考えている。
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次年度の研究費の使用計画 |
本研究において高額な支出となる予定であるのは、大阪保育研究所所蔵資料の撮影料(撮影された電子ファイル媒体を含む)である。当初見込んでいた以上に、所蔵資料が多く、それら資料のなかから撮影資料として選定する作業が遅れ、次年度に撮影を行うこととしたため。 撮影業者との打ち合わせも済み、次年度前半期に撮影のめどをたてたところである。
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