本研究の目的は、職場内における人材育成システムのモデルづくりとその実際の運用である。まずは、教育工学や哲学など他領域にける知見を取り入れながら、理論的にモデルの構築を行い、実際に、社会福祉の現場である協力施設(児童養護施設)において適用可能かどうかについてシミュレーションを行ったところまでが本研究の成果であり到達点である。 今後は、シミュレーションにもとづき、実際に社会福祉現場において運用を行い、その経過をモニタリングしながら、モデルを精緻なものへと微調整すると同時に、研修の体系化の精緻化を行うことになる。
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