研究課題/領域番号 |
24530778
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研究機関 | 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所) |
研究代表者 |
筒井 澄栄 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 障害福祉研究部, 室長 (20285969)
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研究分担者 |
大夛賀 政昭 国立保健医療科学院, その他部局等, 研究員 (90619115)
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キーワード | 地理情報システム / 障害者総合福祉法 / 障害者サービス / 利用者の利便性 |
研究概要 |
地理情報システムを用いたアクセス距離算出に必要な全国の以下のデータ作成を完了した。 「建物ポイント人口データ」「障害者サービス事業所ポイントデータ」「高速道路・庭園内道路・石段・独立道路を除外した道路情報データ」「都道府県ポリゴン」「障害保健福祉圏域ポリゴン」 上記のデータを地図上にプロットすることにより障害者サービス事業所の配置状況の可視化が可能となった。地域間比較を行うために、障害者サービス事業所までの住民の平均アクセス距離の算出を行った。なお距離算出は直線距離ではなく道路情報にもとづく距離計算を建物ポイントごとに行うこととし、同種のサービスにおいては最も近い事業者を利用するものとし、航路や空路を必要とする利用者の距離算出、高速道路・庭園内道路・石段・独立道路および私道を除外しているためネットワークが途切れているものについても算出から除外した。 各都道府県の障害者サービス事業所(サービス種別)までの平均アクセス距離の算出が完了した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
建物データから利用サービスまでの距離計算に予想以上に時間を費やすことがわかり、分析用のパソコンの増設および人員を増やして対応している。 現在、都道府県および各圏域の平均アクセス距離の算出結果の検証作業を行っている。
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今後の研究の推進方策 |
研究成果の公開に向けての算出データの確認および公開方法についての検討。 算出データを都道府県別およびサービス種別のサービス利用状況との関係についての分析方法の検討を行う。 都道府県および障害福祉圏域別のサービス整備状況の比較方法について検討を行う。 地域包括ケアシステム構築のための方法論については、先進自治体における動向を取りまとめるとともに、社会資源整備状況とサービス利用状況との関連についての検討を行う。
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次年度の研究費の使用計画 |
予定していた作業の遅れのため、訪問調査などの旅費請求ができなかった。 作業の遅れを取り戻すとともに、執行できなかった金額も含め計画的に執行していく。
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