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2014 年度 研究成果報告書

善行を罰する社会-「過大協力」の抑制現象に関する社会生態学的アプローチからの検討

研究課題

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研究課題/領域番号 24530781
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会心理学
研究機関北海道大学

研究代表者

結城 雅樹  北海道大学, 文学研究科, 教授 (50301859)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード協力 / 社会生態 / 文化
研究成果の概要

所属集団の選択肢が少ない閉鎖的な社会環境(「低関係流動性環境」)では、選択肢の多い高関係流動性環境と比べ、1) 周囲より抜きんでて協力的な者(突出協力者)に対する評価が低く、2) 人々が自らの協力行動の抑制や隠蔽を行いやすい、との仮説を検討した。国際比較研究や実験室実験を含む6つの研究からの知見の一部は仮説に沿ったものであり、また新たな発見を促すものであった。だが一方で、特に最終年度の研究においては、仮説とは全く逆の結果が得られてしまい、その原因は特定されていない。このことは、本研究の理論仮説に未解明の問題が潜んでいることを強く示唆しており、今後なお一層の検討を要求するものである。

自由記述の分野

社会心理学・文化心理学

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公開日: 2016-06-03  

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