現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
交付申請書には本研究の目的として「本研究は職業的自尊心(仕事の誇り)がどのようにして業務推進意欲や安全行動に結びつくのか,計画的行動 の理論に基づいてモデル化し,検証する。さらに,職業的自尊心の形成にかかわる諸因子,とりわけ企業/社員 イメージについて調査を行うとともに,職業的自尊心とチーム効力感,レジリエンス,組織市民行動等との関係 を分析する。 これらの研究を通して,産業・組織心理学に新たな知見をもたらすだけでなく,企業の安全対策にこれまで欠 けていた観点からの施策を提言する」と記載した。 初年度である平成24年度には,職業的自尊心が業務推進意欲および安全行動にどのような形で結びついているかをモデル化し,それを検証することができた。職業的自尊心の形成にかかわっていると思われた企業イメージについては明確なデータは得られなかった。そこで,職場の公正が職業的自尊心に強い影響を及ぼしているのではと考え,予備的Web調査と行った。職業的自尊心とチーム効力感,レジリエンス,組織市民行動等との関係については文献調査,ヒアリング調査を行って検討を開始した。
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