研究課題
基盤研究(C)
本研究では、障害の早期発見・早期対応の観点から就学前の発達障害幼児に対してその認知機能を的確に把握できるような神経心理学的検査の開発が必要であると考え、注意、同時処理、継次処理およびプランニング(実行機能)に焦点を当てた神経心理学的検査とその年齢による標準値を検討した。具体的には、①視覚性持続的注意、②同時処理・継次処理および③実行機能について、3歳から6歳までの健常幼児に適用可能な神経心理学的検査を行い、その発達的特徴を明らかにした。
障害児心理学