研究課題/領域番号 |
24530812
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
松川 順子 金沢大学, 人間科学系, 教授 (20124787)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 認知加齢 |
研究実績の概要 |
平成26年度にそれまでのデータ分析を終え総括する予定で作業を進めたが,作業途中でこれまでの連合再認実験で用いた実験参加者間での刺激セットの見直しの必要性が生じ,それに伴ってデータ分析方法について再検討する必要が生じた。また,当初予定していなかった実験的支援方略によって,ストレスが生じた可能性についても考慮する必要が生じた。以上のことから年度後半に高齢者・大学生を研究対象者として追加実験を実施した。それらのデータを加え,全体のデータ分析および総括のため,平成27年度の事業期間延長申請を行った。再生成績についての研究結果の一部は,日本発達心理学会第26回大会で発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
平成26年度にそれまでのデータ分析を終え総括する予定で作業を進めたが,作業途中でこれまでの連合再認実験で用いた実験参加者間での刺激セットの見直しの必要性が生じた。それに伴ってデータ分析方法についても再検討する必要が生じた。また,当初予定していなかった実験的支援方略によって,ストレスが生じた可能性についても考慮する必要が生じた。以上のことから年度後半に高齢者・大学生を研究対象者として追加実験を実施した。そのため,全体のデータ分析および総括を行うことができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
追加で行ったデータを加えたこれまでのデータの見直し検討作業を精力的に行う。研究当初に想定していなかった実験的支援の負の効果やストレス効果の問題などをデータに基づいて検証し,全体を明らかにする作業を進める。それらの結果に基づいて成果発表を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成26年度にそれまでのデータ分析を終え総括する予定だったが,作業途中でこれまでの連合再認実験で用いた実験参加者間での刺激セットの見直しやそれに伴うデータ分析方法について再検討する必要が生じ,また,当初予定していなかった実験的支援によるストレス等別の問題も検討することとし,26年度後半で追加実験を実施した。以上のことから全体としてデータ分析総括や論文作成作業ができずに未使用額を生じた。
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次年度使用額の使用計画 |
追加で行ったデータを加えたこれまでのデータの見直し検討作業に入る。それに基づく論文作成を次年度で行うこととし,未使用額は作業に必要なプログラムソフトの購入や作業補助謝金および論文作成の経費に充てることにしたい。
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